日経平均採用銘柄であるANA株に投資するメリット

日本を代表する航空会社の1つに、全日本空輸株式会社があります。同社は現在、持株会社である「ANAホールディングス株式会社」の子会社という形になっています。そのため、一般投資家が全日本空輸に直接投資することは原則として不可能です。ですが、ANAホールディングスの株式を市場で取得することにより、間接的に投資することができます。親会社であるANAホールディングスは、その株式を東京証券取引所1部およびロンドン証券取引所に上場しています。日本市場における銘柄コードは9202です。
さて、ANA株は現在、225銘柄ある日経平均株価採用銘柄の1つに選ばれています。日経平均に採用されている全銘柄の中でANA株が占める構成率は0.07%ほどです。構成率トップの銘柄は、ユニクロなどを運営するファーストリテイリングの株式で、その割合は9.43%です。こうした銘柄と比較すると、ANA株が日経平均株価へ及ぼす影響度(寄与度)は比較的小さいと言えます。
とはいえ、ANA株の取得を考える一般投資家は少なくありません。多くの場合、その目当ては年に2回実施されている株主優待制度です。1,000株以上の保有者は、ANAの搭乗運賃50%割引券を1枚受け取ることができます。また、2,000株以上では2枚、3,000株以上では3枚などとなっており、100万株の場合には254枚受け取ることができます。100万株を超える株主には、その超過分8,000株につき1枚の割合で割引券が追加されます。そのほか、グループホテル宿泊割引券やレストラン飲食代の割引券、ツアー代金割引券、ショッピング割引券、ゴルフプレー料金の割引券なども付帯しています。2015年12月14日現在の株価は347.6円となっており、35万円ほどの資金で株主になることができます。